全ての支出を記録しよう

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大好きなレストランを教えて、と言われたら迷わずに「マクドナルド」だと答えます。

世間がどれだけ批判しようと、マックのポテトは世界一美味しいと思いますし、たまに食べるダブルチーズバーガーの美味しさは、半端じゃありません。留学時代、2004年のドキュメンタリー映画『スーパーサイズ・ミー』のせいで、アメリカのマックからスーパーサイズが消えた時には怒りすら覚えたものです・・。

そんな愛してやまないマックに、去年一年間にどれだけのお金を費やしたのか、ふと疑問に思いました。

早速、5年ほど前から日々の支出・収入の記録に用いている、YNAB(You Need A Budget)というアプリで『Mcdonald’s』と検索してみたところ・・・

結果を見て、唖然としました。

  • 2020年にマックに行った回数:127回
  • 2020年にマックで使った金額:約85,000円!

安いという理由で(もちろん味も好きだけど)仕事の合間の時間つぶしに利用することが多かったのですが、まさかここまでの金額とは驚きです。

マック以外にも調べてみると・・

スターバックス(読書や時間潰しが主な目的)

  • 行った回数:62回
  • 使った金額:約39,000円!

その他良く行く近所のファミレス数件の合計(自炊が面倒臭かったのが主な理由)

  • 行った回数:180回
  • 使った金額:約113,000円!

これらの合計で既に237,000円です。

もし、年間237,000円の支出を抑え、同額を米国インデックスファンドへの投資に回していたら、10年後にはどうなっているでしょうか。

  1. 控えめに、年間リターン6%で計算した場合:約355万円
  2. より現実的に、年間リターン10%で計算した場合:約439万円

貯金の様に、単純に237,000円×10年間=237万円とはなりません。これが、複利の効果です。結果を見て驚きはしましたが、今後、マックには金輪際行かない!などとは決して思いません。大切なのは、自分の生活パターンを分析して、『消費』と『浪費』を見極めること。

お腹も満たされ、満足できる食事ができれば意味のある消費ですし、別に行く必要も無かったのに、何となく行っていたとしたら、それは単なる浪費。

どうすれば幸福度を下げずに、日々の支出を減らせるのかを考えるのは楽しいですし、今後の資産運用に必ず役立つはずです。

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