資本主義の世界で生きる私たちにとっての「経済的な自由」とは何でしょうか。
よく、十分なお金を稼ぎ、働かずに余生を過ごせることが「経済的な自由」だと唱える人がいますが、私は必ずしもそうだとは思いません。
なぜなら、これだけ稼げば十分だとか、~円以上の資産があれば残りの人生は安心、という明確なラインは存在しないからです。
また、労働そのものが人の自由を蝕むのではなく、「強制された労働」によって人は不自由な状態に陥るのです。
なぜ多くのサラリーマンは仕事が辛いと感じるのか。それは、サラリーマンである以上、仕事を選べないからです。与えられた仕事を、決められた場所で決められた時間に遂行せねばなりません。個人の好き嫌いで取引先や顧客、同僚や上司部下を選ぶこともできません。
だからと言って、今すぐニートになる訳にはいきません。資本主義の世界で生きる以上、お金無しで生活はできないので、何らかの形で「稼ぐ」行為が必要になります。
では、自分にとって有意義な仕事を、自分のペースで、大切なもの(大切な人と過ごす時間や自分の価値観など)を犠牲にしないで遂行することができ、同時に自分の資産を増やし続けることができればどうでしょう。
これが、私が目指す経済的に自立をした状態、つまり経済的自由を手に入れた生活です。言い換えれば、保有する資産の額に関わらず、将来のお金の心配をしない状態を指します。
次の記事では、経済的自由を手に入れるための方法を具体的に述べていきます。